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初心者でも安心!インスタグラム広告の概要まとめ

初心者でも安心!インスタグラム広告の概要まとめ

2023年05月28日 20:27

そもそもインスタグラム広告ってなに?

instagram広告は、Facebook社が提供する広告配信手法の1つで、Instagram上で展開されます。Instagramがユーザーの購買行動に強い影響力を持つことが、国内ユーザー調査で明らかになっています。具体的には、Instagramの投稿をきっかけに何らかの行動を起こしたユーザーが全体の82%を占めており、その中で43%のユーザーが投稿後にブランドのウェブサイトやECサイトで商品の確認や購入に至っています。これらの事実から、Instagramは現在、最も大きな影響力を持つ媒体の1つと言えます。

インスタグラムの特徴とメリット

Instagramの主な特徴とメリットについて説明します。Instagramは全世界で10億人、日本国内では3300万人のアクティブユーザーがおり、この数は現在も増加傾向にあります。日本における利用率は4人に1人に達しています。性別比については、女性利用者が男性利用者を若干上回る4:6となっています。年齢別の利用者割合を見ると、10代から20代の若年層の利用が特に高いですが、40代から50代の中高年層でも利用者割合が30%以上となっています。このように、Instagramは年齢層を問わず幅広いユーザーにアプローチするための媒体といえます。

以上の概要を踏まえ、今回はInstagram広告の特徴や広告の種類について詳しく解説していきます。

nstagramは写真や動画の投稿と閲覧に特化したSNSで、視覚的な要素が強く重視されます。そのため、Instagram広告ではそのクリエイティブ性が非常に大切となります。ユーザーの利用時間帯には特徴があり、夕方から就寝前にかけての利用率が高く、また早朝時間帯は特に女性ユーザーの利用が多い傾向にあります。

Instagram広告のメリットは大きく3つです。

  1. 高度なターゲティング: Facebook広告と同様に、Instagram広告でも詳細なターゲティングが可能です。ユーザーの興味や関心、年齢、性別、職種、交際ステータス、言語、いいねユーザー、個人データ(カスタムオーディエンス)等に基づく広告配信が可能です。
  2. 若者や女性ユーザーにリーチ: 若年層や女性ユーザーが多いInstagramでは、これらのターゲット層に対して精度高く広告配信することができます。特に20代女性が64%を占めるというデータからも、20代女性向けのサービスであれば、Instagram広告は適切な選択と言えます。
  3. 多彩な配信面とフォーマット: Instagram広告では、画像や動画だけでなく、ユーザーとのコミュニケーションを促すアンケート広告、ECサイトへの誘導を可能にするショッピング広告、Instagram内でユーザーのリード情報を獲得する広告など、商材やターゲットに合わせた多彩な広告形式を展開することができます。

インスタグラム広告の種類

Instagram広告は主に4つの配信面に分けられます:フィード、ストーリーズ、発見タブ、リールです。

  1. フィード: これはユーザーが投稿するフィードに広告を配信するもので、一般的なユーザーの投稿と同じ感じで表示されます。広告はブランドの認知度向上や拡散に適しており、静止画、動画、カルーセル広告、コレクション広告、ショッピング広告、ブランドコンテンツ広告など、さまざまな形式が利用可能です。
  2. ストーリーズ: 2017年から導入されたこの機能では、ユーザーのストーリーズ投稿間に広告がフル画面で表示されます。24時間後に消えるストーリーズはリアルタイム性の高い情報を求めるユーザーにとって魅力的です。
  3. 発見タブ: フッターの虫眼鏡アイコンからアクセスできるこのページは、ユーザーの利用履歴や興味に基づいてパーソナライズされた内容が表示されます。投稿をタップしてスクロールすると広告が表示される仕組みになっています。
  4. リール: 2021年の6月から導入されたこの機能では、縦長の全画面で表示され、通常のリール動画の間に広告が表示されます。音楽や効果音を使った違和感のないクリエイティブな広告が推奨されています。

これらの配信面を理解し、適した広告形式を選ぶことで、Instagramでの広告効果を最大限に引き出すことが可能です。

Instagram広告のフォーマットと課金システム

  1. 写真広告:画像1枚とテキストからなる基本的な広告フォーマットです。
  2. 動画広告:動画とテキストからなり、動画クリエイティブを活用します。
  3. ストーリーズ広告:人気のストーリーズ内で配信でき、画像と動画の両方が可能です。
  4. カルーセル広告:1つの広告で10の画像・動画を配信でき、それぞれに異なるリンクを設定できます。
  5. コレクション広告:商品の発見から購入までを促すカタログ式のフォーマットです。
  6. 発見タブ広告:発見タブ内の特定の投稿に配信でき、ユーザーの興味・関心に基づいて表示されます。

Instagram広告の課金システムは4つ存在します:CPM(1000回の表示ごとに課金)、CPC(クリックごとに課金)、CPV(動画が10秒以上視聴されるごとに課金)、CPI(アプリがインストールされるごとに課金)。

Instagramはアクティブユーザーが増加し、利用年代が広がっているため、若者向けだけでなく幅広い層に対しても成果を上げる可能性があります。そのため、Instagram広告を活用することはビジネスにとって価値があります。

この記事を書いたのは

keisuke_ohnishi