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2022年09月18日 23:17
兵庫県の「三陽工業」さんのTikTokの広報戦略が大きな反響をよんでいます。
平均年齢が58歳のスタッフさんが運営しているTikTokは、400万回を超える再生を超える動画もあるくらいです。TwitterやFacebookも試行錯誤で試されたらしいのですが、TikTokの運営方法でもっともユニークな運営方法は、重役の方々が出演している点とのこと。
過去は、広報スタッフが全面に出てしまっていたみたいですが、こちらから伝えたいことを伝えるのではなく、「会社の雰囲気」を伝えることが大切ではないかと考えられたそうです。
https://www.tiktok.com/@sanyoukougyou
広報スタッフが裏方に周り、重役の方々が前に出るという、普通では全く逆のアプローチで、おもしろいダンスや企画を動画で発信しています。
会社の雰囲気がショートムービーを通じて伝わってきますね(笑)
少し話が変わりますが、パーソル総合研究所×CAMP「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」のアンケートで、社会人1〜3年目の方々に聞いたところ、約80%の新社会人が経営者や採用担当だけの話を聞くだけでは、理想と現実でショックを受けると言われています。
当然、多くの経費を掛けた採用活動にもかかわらず、「リアリティショック」を発生させてしまう可能性が高いというのは事実です。
そこで、今回の三陽工業さんの場合は、新卒の採用説明会で、70%の方々がTikTokを見た!と答えてくれたそうです。しかも内定者の6人中3人がTikTokだったとのこと。
他にも、無料の求人サイトに募集をしたことをTikTokで拡散したところ、2ヶ月で15件の応募があったらしいです。
今までは、広報とか営業をするために取り組んできたSNSを少し視点を変えて、社内の雰囲気を公開することで、「信頼できる人たち」という安心感にもつながることが証明された事例です。
ちなみに、弊社のティックトックもお陰様で、
いい感じにフォロアーが増えてきました。ほとんどが教習のお困りごとを動画にしたものですが、100万回再生された動画も多数あります。
この様に限られた予算で広報活動するのに、
広報を直接的にするだけでなく、社内の雰囲気(楽しさ、仲の良さ)を上手に表現することも動画活用事例というご紹介でした!