Blog
2023年02月28日 23:55
今回から、4回シリーズで。「WEBCM制作時の注意点というテーマで記事を書いていきたいと思います。特に第一回となるターゲットを明確にすることは非常に重要です。ターゲットを正確に把握することで、広告の効果を最大限に引き出すことができます。
その中でも「ターゲットを明確にするために必要な4つのこと」を紹介します。
まずは、ターゲットの属性を明確にすることが必要です。
年齢層や性別、職業、地域など、ターゲットの属性を把握することで、どのような広告を作るべきかを判断することができます。たとえば、若い女性をターゲットにした広告を作る場合、視覚的な要素を重視した可愛らしいデザインや、SNSでもInstagramを活用した広告などが有効であるかもしれません。
ただし、ありがちな間違いとして、ターゲットの絞り込み過ぎることで、普通にはなかなか存在しない様なターゲットを勝手に作ってしまう方もいます。そもそも大衆へのアプローチを目的としている広告にも関わらずターゲットの人数が少な過ぎるということが発生してしまいます。
ターゲットの属性だけでなく、ニーズや欲求を理解することも重要です。ターゲットが何を求めているのかを理解することで、広告のアプローチ方法やメッセージが変わってくることがあります。
たとえば、男性をターゲットにした場合、新製品の技術的な特徴よりも、機能やデザイン、価格などに注目した広告の方が効果的かもしれません。
最近では、SNSの中でもオワコンと言われているFacebookですが、弊社が行なっているWEBCMで反応が良いのは、男性ではFacebookとなっていたりします。
ターゲットの購買履歴を調べることで、どのような商品やサービスに興味を持っているのかを把握することができます。この情報を元に、どのような広告を作るべきかを判断することができます。また、購買履歴を調べることで、ターゲットがどのような媒体を利用しているかも分かります。
最後に、とても重要なことですが後回しになりやすい「ターゲットに対する調査」を行うことも大切です。アンケートやインタビュー、フィードバックなどを通じて、ターゲットの意見や反応を収集することができます。この情報を元に、広告の改善点を見つけたり、ターゲットの反応に合わせて広告を調整したりすることができます。例えば、ECサイトを運営しているのであれば、そのECサイトを使ってもらうテストをしてみるのもいいと思います。顧客がどこで詰まって、迷っているかなどの動画を撮っておけば、サイト構成をしている業者にフィードバックすることが可能です。
また、調査を行う際には、大人数で行わず、5名程度で行うことが重要です。いろんなデータを取るよりも、よくリピートしてくれるお客様ターゲットに対して具体的な質問を用意することが重要です。質問の内容が抽象的だと、ターゲットの回答もあいまいになってしまい、正確な情報を得ることができませんので、可能であれば口頭で、気軽に話をしながらリサーチすることをお勧めします。やむを得ず、オンラインで調査を行う際には、ターゲットにとって負担にならないような方法を選ぶことも大切です。
以上が、ターゲットを明確にするために必要なことの一例です。ターゲットを正確に把握することは、広告の効果を最大限に引き出すために欠かせない要素です。WEBCM制作においては、このような点に留意しながら、ターゲットに対して最適な広告を制作することが求められます。